イタリアワイン土着品種研究会Vol.32~VERDECAの歴史 ~

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【夏の終わりのプーリアに流れていた甘い時間】

 

ヴェルデカは、主にプーリア州のアルベロベッロ、ロコロトンド、マルティーナ・フランカなどの観光地でも有名なイトリア渓谷地帯にて栽培されている土着の白ブドウ品種である。
地域でも長い歴史を持つ主要の白ブドウであり、南イタリアの多くのブドウ品種と同様にギリシャを起源とする説が有力である。また一部では、ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデで栽培されるアルバリーニョとも親和性があるとも言われている。造られるワインの青々しい色合いverde(緑)からその名が付けられたとされる。

かつては、同じく土着の白ブドウであるビアンコ・ダレッサーノと共に栽培され、主に商業的ワイナリーの生産する甘口ワインやヴェルモットリキュールの原料として使用されていたが、近年は地元農家の先見性のおかげでヴェルデカへの関心も高まり、単一で醸造される質の高いワインも多く見られるようになった。

 

 

また新しいニュースとして、ロコロトンドにある『バジレ・カラミア農学研究所』の調査によって、ヴェルデカは同州で栽培されている土着品種パンパヌートと同品種ということがDNA解析により判明した。

1970年にイタリア全国ブドウ品種登録書に登録された。

 

 

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